整骨院ブログ

痛風

今日は、痛風についてご紹介します。 私の整骨院にもたまに痛風の患者さんが来院されます。『え?整骨院で痛風の治療までするの?』 って思われた方、もちろん整骨院・接骨院では痛風の治療はできません。実は、患者さん (この場合中高年の男性でお酒(とくにビール)が好きで、肉料理・モツやホルモンなどの内臓肉が好き という方が多い)が、ぶつけた記憶は無いんだけど足の親指の付け根が急に腫れてきて赤くなって痛くて しょうがないからといって、整骨院に足の指の捻挫か打撲だと思って来院されるのです。 痛風は、贅沢な物を食べた人に起こる贅沢病と言われていましたが、現在では、プリン体の取り過ぎや 肥満などが原因で起こることが分かってきました。 痛風の歴史 医学の父と呼ばれるヒポクラテス(紀元前5世紀)が記録していて古代ローマ時代から知られていた病気ですが、 実は、明治時代に日本に医学を広めたドイツ人医師のエルヴィン・フォン・ベルツは『日本に痛風は無い』 と記録しています。その後日本でも痛風の患者が記載され、戦後(とくに1960年以降)その数は増加してきました。 つまり日本の痛風は日本人の食事が欧米化して肉食が増えたことが影響していると考えられています。 痛風の原因と治療 前述しましたが、痛風は男性が9割以上で最近では中高年だけでなく若年層にも、見られるようになってきています。 動物の内臓肉・さかなの干物・あん肝などに多く含まれるプリン体が肝臓で分解されて尿酸という物質にかわって 血液中の尿酸値が高くなる高尿酸血症がつづくと尿酸結晶が関節に溜まって関節に炎症が起こるのが痛風です。 アルコールのなかでもビールはプリン体が含まれていることが知られています。初めて痛風の症状が出るのが 足の親指の付け根の部分で約70%以上がこの部位です。ほかには足首・ひざ・ひじ等があります。 最初は、チクチクする・圧迫感・熱っぽいなどの自覚症状から6~12時間で激痛・赤く腫れる・熱感といった発作が 始ります。その後24時間以内のピークを迎え3~4日後には徐々に緩和してきて7~10日で自然に収まります。 しかし、その激痛はかなりの物で男性が味わう痛みとしては尿管結石と同じくらいだそうです。 痛風の診断基準は 1.症状が出てから24時間以内にピークに達する。 2.以前にも同じような症状があった 3.一度に一つの関節だけに症状が現れる 4.関節の部位が赤くなる 5.関節が腫れている 6.足の親指の付け根の関節に激痛・腫れがある 7.片足の足首周辺の関節に炎症がある 8.血液検査で尿酸値が高い 病院では痛風・リウマチ科や内分泌代謝科や整形外科などで受信できます。 基本的にはいいお薬がるので薬物療法と食事療法によって治療していきます。 放置していると発作を繰り返し症状を悪化させ関節の変形や腎臓の機能低下や尿路結石、などのリスクが高くなるのでガマン せず病院での治療をお勧めします。